入れ歯

入れ歯で「噛めればいい」よりも「噛んでお口も体も健康に」

しっかり噛むことは、お口回りの筋肉、脳を刺激することにつながります。また、食べ物を細かくしてから胃に送り、栄養をしっかり吸収することにつながります。
当院では、「噛めればいい」ではなく、「噛んでお口も体も健康になる入れ歯」のご提案に努めております。

入れ歯を入れて、しっかり噛むと健康になる3つの理由

 脳への刺激

噛むことで脳が刺激され、充実した精神状態を維持します。また、認知症の予防にもなります。

身体の病気の予防

何でも食べられる、しっかりと栄養を吸収できることから、生活習慣病などの身体の病気の予防効果が期待できます。

食事、人生を楽しめる

家族と同じものをずっと食べられる、外食や仲間と旅行をしても困らないといった幸せを感じられることで、心身の健康が活性化されます。

歯が抜けたままだとどうなるの ?

噛めない

噛めない硬いもの、繊維質のものを避けるようになります。噛まずに飲み込むことで、胃腸の負担も増加します。

見た目が気になる

見た目が気になる外出や人と会うのを躊躇うといった、生活の質の低下も懸念されます。

歯並び・咬み合わせが乱れる

歯並び・咬み合わせが乱れる隣の歯が傾くなどして、歯並び・咬み合わせが乱れます。

虫歯リスクが高まる

虫歯リスクが高まる食べ物のかすが残りやすくなり、虫歯リスクが高まります。

保険の入れ歯と保険外の入れ歯の違い

手間と素材が大きく違います

保険外の入れ歯は、手間をかけた精密な型取りを行ってから作製にあたります。また、保険の入れ歯がレジンのみを使って作製されるのに対して、さまざまな審美的・機能的な材料を用いることができます。

保険外(自費)の入れ歯は長持ちする?

材料の選択肢が豊富で、精密な型取りでぴったりフィットする入れ歯は、耐久性が高く、長く使用することができます。

 保険の入れ歯と保険適用外(自費)の入れ歯の比較表

保険適用の入れ歯保険適用の入れ歯 保険適用外(自費)の入れ歯保険適用外(自費)の入れ歯
費用 保険が適用されるため安価 保険が適用されないため高価
審美性 本体のレジン、部分入れ歯の金属のバネなどが気になることがある 天然の歯、歯茎に近い材料を使えるため、目立たない
床部分 レジンでできているため、ぶ厚くなる 金属などを用いて薄く作られる
耐久性 高くない 高い
その他
  • 食べ物の温かさ、冷たさを感じにくい
  • 汚れが溜まりやすい
  • 発音に支障をきたすことも
  • 食べ物の温かさ、冷たさを感じやすい(金属床)
  • 汚れが溜まりにくい

当院の入れ歯治療

オーダーメイドの入れ歯

オーダーメイドの入れ歯歯科医師と歯科技工士が密に連携し、丁寧に型取りをしたオーダーメイドの入れ歯を提供します。

最適な咬み合わせの調整

最適な咬み合わせの調整作製直後、また定期的に、咬み合わせに応じた調整を行い「しっかり噛める」状態を維持します。

当院で取り扱っている入れ歯素材

金属床(自費)

床部分が金属でできた入れ歯です。

金属床(自費)

メリット

  • フィット感に優れる
  • 耐久性に優れる
  • 食べ物の温かさ、冷たさをしっかり感じられる
  • 薄く軽く、違和感が少ない

デメリット

  • 金属アレルギーの方は使用できないことがある
  • 修理が難しいことがある
  • 保険が適用されないため高価

ノンクラスプデンチャー(自費)

金属のバネのない部分入れ歯です。歯茎に吸着して安定を得ます。

ノンクラスプデンチャー(自費 )

メリット

  • フィット感に優れる
  • 金属のバネがないため審美性に優れる
  • 薄く、違和感が少ない

デメリット

  • 残っている歯が少ない場合、適応外となる
  • 耐久性は高くない
  • 修理が難しいことがある
  • 保険が適用されないため高価

アタッチメント義歯(自費)

歯根の頭に「キーパー」と呼ばれる金属を取り付け、入れ歯の裏の磁石と引き合って、磁力によって安定を得ます。

メリット

  • 強力な磁力が入れ歯を安定させる
  • 金属のバネがないため審美性に優れる
  • 着脱が簡単

デメリット

  • 残っている歯が少ない場合、磁気アレルギーの場合は適応外となる
  • 将来的にMRI検査を受ける場合、歯科医院での前処置が必要になる
  • 保険が適用されないため高価

インプラントオーバーデンチャー(自費)

2~4本のインプラントを土台にして、入れ歯を強力に安定させる方法です。

インプラントオーバーデンチャー(自費)

メリット

  • 安定性が抜群で、強く噛める
  • 違和感が少ない
  • すべての歯にインプラントを使用する場合と比べて安価

デメリット

  • インプラント埋入のための手術が必要
  • インプラントと入れ歯、それぞれのお手入れが必要
  • 保険の入れ歯と比べると高価

レジンの入れ歯(保険)

レジンのみを使用して作る入れ歯です。部分入れ歯の場合は、金属のバネが付随します。

レジンの入れ歯(保険)

メリット

  • 保険が適用されるため安価
  • 短期間で作製できる
  • 修理がしやすい

デメリット

  • 厚みがあり、違和感が大きい
  • ズレやすい
  • 保険外の入れ歯と比べて耐久性に劣る

入れ歯治療の流れ(自費診療の場合)

Step1カウンセリング

カウンセリング患者様のお悩み、ご希望をお伺いし、お口の中を拝見します。

Step2治療計画の立案・同意

治療計画の立案・同意治療計画を立案し、ご説明します。おおよその費用も、この時点でお伝えできます。

Step3型取り

型取り既成トレーを使用し、型取りをします。

Step4オリジナルトレー作製

型取りをもとに、患者様のオリジナルトレーを作製します。

Step5精密な型取り

オリジナルトレーを使用し、患者様のお口の形態、動きを考慮した上で、模型を作製します。

Step6入れ歯の作製

模型をもとに作った土台を用い、咬み合わせや歯並びのバランスをチェックしながら、入れ歯を作製していきます。

Step7調整後、使用開始

調整後、使用開始入れ歯を装着し、調整をした上でお渡しします。

Step8定期的な調整、メインテナンス

定期的な調整、メインテナンス長く快適にご使用いただくため、定期的な調整とメインテナンスを行います。

入れ歯の費用(税込)

部分入れ歯 ¥100,000~
総入れ歯 600,000~

入れ歯以外の治療法

精密な自費の入れ歯でも、噛み心地、審美性の限界はあります。
もっとしっかり噛めるようになりたい、もっと美しい口元にしたいという方には、インプラントがおすすめです。

入れ歯のQ&A

まだ30代ですが、入れ歯という選択肢はありでしょうか?

歯を失う理由には、さまざまなものがあります。20代、30代の若い方でも、入れ歯を選択される方はいらっしゃいますので、安心してご相談ください。

破損してしまった場合は、どうなるのですか?

破損の程度によっては、修理が可能です。ただ、精密な入れ歯ほど、修理は難しくなります。物である以上経年劣化は起こりますので、日ごろから丁寧に取り扱うようにしましょう

入れ歯の作製期間はどれくらいですか?

保険の入れ歯で2~3週間、保険外の入れ歯で1~3カ月ほどが目安です。

インプラントと入れ歯なら、どちらがおすすめですか?

一般的にはインプラントと言われていますが、お悩みの内容やお口の状態、ライフスタイル、年齢などによっては入れ歯をおすすめすることもございます。まずは一度、ご相談ください。

遠方からの受診は可能ですか?

府外から受診してくださる方もいらっしゃいますが、やはり交通費等、患者様のご負担は大きくなります。まずは一度お電話でお問合せいただければ、当院の入れ歯治療についての基本的なことをご説明させていただきます。

入れ歯はどれくらいの年数使用できますか?

入れ歯の種類や使用状況によって大きく異なります。金属床の入れ歯などでしたら20年以上快適に使用される方もいらっしゃいます。一方で、入れ歯の種類や使用状況によっては、5年、中には2年しかもたなかった、ということもあります。

見た目の良いのはどの入れ歯でしょうか?

保険外の入れ歯の中でも、ノンクラスプデンチャー、アタッチメント義歯などは、特に審美性に優れています。

就寝時は外さなくてはいけませんか?

就寝中も、無意識に噛む動作は行われます。誤飲のリスクがある場合を除き、装着したまま就寝することをおすすめしております。

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