こんにちは。ここ最近日中の気温が高く暑い日もありますね。
みなさん体調はいかがですか?
さて、今日お話するのは『顎関節症』についてです。
皆さん一度は聞いたことがあると思います。
顎関節症って顎が痛いやつでしょ?ってその通りです!
しかし、必ずしも痛みがあるのが顎関節症とは言いません。
中には全く痛みがなく生活されている方もいらっしゃいます。
なので、自分が顎関節症である事に気づいていない方も多いんです。
では、顎関節症の特徴的な症状を見てみましょう。
ご自身で当てはまっているか確認してみてください。
①食事や物を噛むときに顎関節やその周辺に痛みを感じる
②口を大きく開けるときに顎が痛くて開けられない
③口を開けたときカクカク、パキパキ、など音がなる
④口をスムーズに開閉する事が出来ない
⑤物を噛むときに左右に違和感がある
いかがでしたか?
上記の原因は様々あります。
- ストレス
- 歯ぎしり
- 日中のくいしばり
- 頬杖やうつ伏せ寝、姿勢が悪いなど
- 顔面打撲や事故による外傷
- 歯科治療で入れた被せが不適
- 硬いものをよく食べて顎を酷使している
うーん、色々ありますね。
顎関節症の原因として生活習慣も大きく関わっています。
症状は悪くなったり良くなったりと繰り返すケースも多いですが、顎関節症を放置したままでいると悪化してしまったり最悪の場合、顎が外れることだってあります。
顎が外れた場合、無理に自分で戻す事だけは絶対にやめて下さい!ずれて戻る可能性が十分にありますので必ず歯科医院に行きましょう!
顎関節症の治療法は
噛み合わせを治すことが一番重要です。
夜寝るときに装着するマウスガード(ナイトガード)を上あごもしくは下あごにいれ、上下の噛み合わせが均等に接するようにします。
そうすると顎の関節が正しい位置に戻り、筋肉の緊張がほぐれてスムーズに動かすことができるようになります。
さらに調整が必要な場合、被せ物や入れ歯など入れて噛み合わせを治していきます。
痛みが生じてもすぐに病院へ行けれない時の自分で管理できる対処法をお伝えします。
顎に痛みが生じた場合、無理に口を開けたりせずに食事はうどんなど柔らかいものを食べて下さい。
カラオケなど口を酷使するようなことも避けてください。
頬杖やうつぶせ寝、右向きや左向きの片方だけで寝るのもやめましょう。
なにはともあれ、
顎関節症が疑われる場合、歯科医院に受診をお勧めします!
長くなりましたがみなさま、季節の変わり目は体調が崩れやすいのでお気をつけてお過ごし下さい^^