🌸 みなさん、こんにちは 🌸
11月に入り、朝夕の冷え込みが一層厳しくなり冬はもうすぐそこまで来ているようですね。
本日は、虫歯になりやすい飲み物についてお話させていただきます。
その前に、簡単に虫歯のメカニズムについて知る必要があります。
虫歯になるメカニズムについて解説します。
①虫歯菌の栄養素は「 糖類 」になります。
②人間の食べた糖類を取り込んで、「 酸 」を出します。
③そして酸が歯を溶かしてしまう 。
これが虫歯のメカニズムになります。
これらは、木の他にも土・湖・銅像・コンクリート・大理石・建造物などを溶かしてしまう「 酸性雨 」と同じ原理になります。
特に、「 糖類 」は口の中に長く残る食べ物です。
長い時間、虫歯菌の酸の影響を受けているというわけですので虫歯になる可能性が高まります。
食べた後、自然と出ている唾液の力で、糖類を洗い流し、口の中を元の状態に戻そうとします。
また、この唾液は歯を再石灰化し、修復する力を持っています。
唾液が虫歯菌から歯を守ってくれているのです。
しかし、糖を多く含む飲み物が多くかったり、絶えず飲み続けている状態は、
虫歯菌に長い時間、栄養素の糖類を与え続け酸性の状態になりやすい状態であり、
歯の「 石灰化 」もできず、やがて虫歯になってしまうのです。
たとえ糖分を少なめに控えていたとしても、頻度が高いようでは、歯がずっとダメージを受けることになります。
これらををふまえて、虫歯になりやすいべ物とはどんなものがあるのか見ていきましょう。
虫歯になりやすい飲み物とは...?!?!
・ジュース
(果汁100%なら砂糖じゃないから大丈夫!と思う方も多いのですが、
果物の糖も立派な糖分です。大丈夫ではありません)
・スポーツドリンク
(砂糖は20~30g、イメージ的には、スティックシュガー10本分、角砂糖なら8個分の糖分が含まれているそうです)
・乳酸菌飲料、飲むヨーグルト
(無糖ヨーグルトならば問題はありませんが、ほとんどは糖分が多く含みます。
しかも、どろっとしているので、口内に長く残ります)
・炭酸飲料
(炭酸は酸性で、㏗が低い。炭酸自体が歯を溶かしてしまいます。しかも甘い!)
虫歯になりやすい飲み物を紹介しましたが、
一番は規則正しい食生活を心がけることです。
気をつけましょう!!
そして、食事や間食の後は、水やお茶などで口の中を流しましょう!!
少しでも糖分を口の中に残さないことが重要なのです。