歯科コラム

2018.09.15

酸蝕症について

こんにちは。

9月に入り日差しも柔らかくなり、朝晩は少し冷えてきましたね。

季節の変わり目は体調を崩しやすい時期です。十分にお気を付けください。

今回は酸蝕についてのお話です。

酸蝕はTooth Wearと言って、虫歯でも、歯周病でもない違う原因によって歯の質がなくなる第3の歯科疾患の原因の一つです。

「コーラーを飲むと歯が溶ける」

と聞いた事はありませんか?

これはコーラが酸性度の強い飲み物だからです。

酸蝕=酸性度の強い飲食物を日常的に摂取する事で起きます。

なぜ酸がダメなのか。

それは、歯が酸に弱いから。

普段お口の中はpH(ペーハー)6.8で中性に近い弱酸性です。ムシ歯は食べ物を食べる事で、細菌が、食べ物中の糖を代謝して酸が作られます。

その酸が歯を溶かしてしまい、穴になった状態がムシ歯なのです。

なので、酸性度の強い物はダイレクトに歯を溶かしていくものです。

歯はpH5.5以下になると溶け始めます。

コーラはpH2.4

かなり酸性度が高いのがわかると思います。

コーラ以外にも炭酸の飲み物は直ぐに酸性度が強いと気付かれると思います。

ただ、酸性度が高い飲み物は意外にも多いです。

最近増えてきているフレーバーウォーターは

実はpH3.6

びっくりです。

その他酸性度の高い物をあげます。

 

スポーツ飲料水はpH3〜4

栄養ドリンクpH2.5〜2.8

ワインpH3.4

野菜ジュースpH3.9

ビールpH4.0

トマトジュースpH5.0

飲むヨーグルトpH4.1

意外な物がたくさんあったのではないでしょうか。

酸性度が高いから飲んではダメです!

とは言えません。

私もワインやビール大好きです。

酸性度の高い物が歯に当たっている時間が短ければ安心なので、時間を決めて飲んだり、回数を減らすといいです。

また、飲んだ後にお水を飲んだりうがいをするのも効果的です。

ストローを使って飲む事も歯に当たりにくい飲み方です。

注意して欲しいのは、飲んだ後直ぐの歯磨きです。

歯磨きをする事は良い事ですが、酸性度の高いものを飲んだ後の歯は傷つきやすくなっています。

唾液が酸性に傾いたお口の中を中和してくれるので、できれば30分以上あけて磨いてもらうと安心です。

また、キシリトールガムを噛むのもおススメです。

キシリトールは酸を作らない甘味料であり、噛む事で唾液の分泌を、促進してくれます。

長く健康な歯で食事を摂って頂く為に、日頃からちょっとした意識をして頂ければと思います。

またご不明点あればお気軽にご相談下さいませ。

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