最近めちゃくちゃ寒くなってます。
通勤時の寒さが一向に春に向かってるとは思えない寒さです。
世間では相変わらず不倫報道や相撲協会や記憶喪失者の話題で騒がしいですね。
さてさて先日こんな方がいらっしゃいました。
「上の歯がないんだけど噛めるようになりたい」とのことでした。
50代で健康な方です。当然ですが当院では検査から始めます。
検査結果が出てから上の歯の治療方法を説明しました。
保険治療や保険外治療、保険外治療の内容など全て説明しました。
その方は入れ歯を選択されました。
前の方の歯で、笑ったときに目立ってしまうのが気になり、
当院ではインプラントをお勧めしましたが手術が怖いということや
インプラント手術を行った友人からインプラントを
勧められなかったという理由で入れ歯を選択されました。
入れ歯は入れ歯でも、審美性が高い保険外の入れ歯をお選びいただきましたが、
私は内心「良い入れ歯でも、入れ歯は入れ歯であって、食べ物の噛みづらさや
メンテナンスの大変さがあるのに。インプラントの方が天然歯と同じように快適に過ごせるのにな」
と、引っ掛かりながらも入れ歯を作成し、お渡ししました。
それから数ヶ月経ちました。
するとその方から「こんな良い入れ歯作っていただきありがとうございます」と
丁寧なお礼をいただきました。
「噛みづらくないですか?」と聞いても「全然問題ないですよ」とのことでした。
「入れ歯が口にあることも忘れてしまいます」とまで仰ってました。
なかなか自分の考えが恥ずかしくなりました。
確かにインプラントはいい修復方法ではあると思います。
特に若くして歯を失ってしまった方には
第一選択で間違い無いと思います。
しかしやはり視野が狭まると、
どうしてもインプラントばかり勧めてしまいがちです。
歯科医学的にもインプラントと入れ歯のどっちがいいかは、
その歯のない方の状態にもよりますので一概には言えません。
結局は治療された方が満足されるかどうかです。
ブログタイトルを見てどっちが最適なのか、
結論がわかると期待していた方々申し訳ございません。
これが医学なんです。
当院では入れ歯もインプラントもしっかりやってますので安心してご来院ください。
ではでは歯を失う前のご来院をスタッフ一同お待ちしております。