歯科コラム

2019.06.08

歯の一部だけやけに白い!ホワイトスポットの原因と治療法

歯の表面が一部、周囲の歯よりも明らかに斑点上に白くなっている場合、それはホワイトスポットと呼ばれます。ホワイトスポットは結構目立ってしまうため、特に前歯にできているケースでは気になってコンプレックスの原因になることもあります。ホワイトスポットができる原因とは何なのか、また治療法にはどのようなものがあるか、ご紹介していきます。

歯のホワイトスポットの原因

ホワイトスポットの原因歯のホワイトスポットの原因として主に2つのことが考えられています。

■初期虫歯
虫歯というと黒くて穴が空いている、というようなイメージがあるかもしれませんが、虫歯の出来始めというのは、表面が白く濁るケースが多くみられます。虫歯菌が出す酸によって歯の表面のミネラル成分が抜け出すと、表面のツヤがなくなり、白く濁ります。

■エナメル質形成不全
もう一つの原因として、エナメル質形成不全というものがあります。これは、歯のエナメル質がうまく形成されていない状態です。歯の一部が白っぽくなるケースの他に、茶色や黄色っぽく変色してしまうこともあります。

原因として、生後1年くらいの頃に発疹が出る病気にかかった、熱性の病気にかかった、もしくはそのくらいの時期に抗生剤の薬を飲んだ影響、というようなことが考えられています。

歯のホワイトスポットの治療法

ホワイトスポットの治療法■歯磨きの徹底、フッ素塗布
これは初期う蝕の場合の治療法です。初期虫歯は「虫歯」というように呼ばれますが、まだ本格的な虫歯にはなっていません。そのため、基本的にはこの状態で積極的に削る治療は行いません。まずは、虫歯に進展させないよう、ブラッシングを徹底的に行うこと、そして、歯の再石灰化が行われやすくするよう、フッ素塗布を定期的に行うことに重点を置いていきます。

■ダイレクトボンディング
初期虫歯が深層にまで及んでいて、再石灰化されても白さがそのまま残ってしまっている場合、もしくは、エナメル質形成不全のような白さが変わらないケースでは、歯にとって悪影響はなくても、患者さんが見た目を気にしてしまう場合はよくあります。

このようなケースでは、白くなった部分を削って、歯と同じ色のプラスチックを詰める「ダイレクトボンディング法」で簡単に歯の色の悩みを解決することができます。

■ラミネートベニア
ホワイトスポットの範囲が広い場合には、歯の表面を薄く全体的に削って、付け爪のようにセラミックを貼り付ける「ラミネートベニア法」で見た目を改善することができます。

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